日常に潜む「感情の策略」相手の感情に振り回されないために

こんにちは、あやです。

節目節目に、メルマガ読者様との交流会を行っているのですが、毎回とても楽しく、様々な話題で盛り上がります。

そんな中で気づくのが、

『感情の使い方』

ここが上手くいかなくて、悩みにつながっている方が、結構いらっしゃるということ。

自分の感情をどう使うのか? 相手の感情をどう受け取るのか?

これが、なかなか難しいようです。

「感情って、使うものなの?反射的にあふれ出るものじゃなくて?」

そんな疑問が浮かんだ方もいるかもしれませんね。

実はここに、大きなヒントがあります。

心理学者のアルフレッド・アドラーはこう言いました。

「感情は、目的のための道具である」

つまり、私たちは無意識のうちに、感情を「何かを達成するための手段」として使っている、というのです。

意図的に使う人もいれば、まったく無意識に使っている人もいる。でも、どちらも「目的」があってのこと。

分かりやすい例が、テレビドラマ。

交流会でもお話ししたのですが、うちの娘がドラマを見ながらこう言ったんです。

「ねぇ、こんな涙を拭きもしないで話し続ける人、実際にいる?」

確かに(笑)

普通、いい大人がボタボタ泣きながら話し続けることって、そうそうないですよね。たいていは、ぐっとこらえて目がウルウル、もしくは顔を伏せて…フキフキしながら、でしょう。

でもドラマの登場人物は、「私は悲しいんです!泣くほどなんです!」というメッセージを視聴者に届けるために、あえて涙を流し続けているわけです。

 

これ、私たちの日常でも起きています。

アドラー心理学の言葉を借りると、「感情を目的達成のツールとして使っている」状態です。当人は無意識でも、「悲しいと伝えることで、相手から何らかの反応を引き出したい」という目的が、その涙の裏にあるのです。

 

ここで面白い視点をもうひとつ。

古代ギリシャの哲学者・アリストテレスから発展した「四元素論」という考え方があります。難しく聞こえますが、要は「あらゆるものは、火・水・土・風という4つの性質が混ざり合って成り立っている」という見方です。

これを感情に当てはめると、こんな風に整理できます。

元素 感情の性質 具体例
🔥 火 激しく、広がる 怒り・情熱・興奮
💧 水 揺れて、深い 悲しみ・共感・思いやり
🌍 土 安定して、重い 不安・安心・落ち着き
💨 風 軽くて、すぐ変わる 喜び・好奇心・気まぐれ

感情を「使う」とき、人はこの4つの性質のどれかを強調することで、相手に伝わる印象を変えています。

たとえば、本当は「悲しみ(水)」を感じているのに、あえて「怒り(火)」として表現する。すると相手には、「柔らかく傷ついた人」ではなく「強く怒っている人」として映るわけです。

 

話を戻しましょう。

子どもって、素直ですよね。特に7歳くらいまでの子は、感情がそのまま出る。

楽しければ笑い、悲しければ泣く、悔しいと泣いたり叫んだり…

これは四元素論的に言うと、感情がそのままの元素で出ている状態。アドラー的に言えば、「目的のために感情を加工していない」まっすぐな状態です。

ところが大人になるにつれ、感情の表現が複雑になります。

楽しくても、相手を困らせたいがために笑わない。 悔しくても、笑って見せる。 悲しいのに、怒ってみせる…

この複雑さの裏には、「相手にこう思わせたい」「こんな反応を引き出したい」という目的=策略が隠されているんです。

あなたも一度や二度、そんなふうに感情を使った経験があるのではないでしょうか?

だとしたら、逆に、他の人もそれをしているということを知っておくといいです。

相手が「火(怒り)」を全開にしてきたとき、「あれ、本当は水(悲しみ)が隠れているのかも?」と気づけるだけで、むやみに感情に振り回されずに済みます。

 

=== 今日のポイント ===

✔ 感情は「感じるもの」であると同時に、「使うもの」でもある(アドラー)

✔ 感情には火・水・土・風のような性質があり、人は意図的に”見せる感情”を選んでいることがある(四元素論)

✔ 自分が何の目的で感情を露わにしているか、一度立ち止まって考えてみると、人間関係がぐっとラクになりますよ。

いかがでしたか?難しく聞こえた概念も、日常の「あるある」から見ると、すっと腑に落ちませんか?ぜひ、今日から試してみてくださいね。

いつもあなたを応援しています。

Love you…Aya

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